先日、『血液中のミネラル講座』がありました。
毎回どのセミナーも興味深い内容ですが、一つひとつに詳細なデータと根拠と症例を挟み込む医学博士のお話は本当に長くて、、スイッチが入ると…退屈です。笑
ミリエクィーバレント・パー・デシリットルや、
ミリモルパー・リットルなんて初耳単位の説明まで入るので、頭は全くついていけず、もぅそこは流してもいいんじゃね⁉︎とペンがくるくる回り出す私でした。笑
医師も多く参加されていることでしょうから、そんなわけにもいかないんですかね、、
ところで、カウンセリングコースのセッションを受けられる方にはよくお話していますが、
体内のミネラル量と血液中のミネラル量は必ずしも比例しません。
「え？そうなの〜⁉︎」
と皆さん驚かれますが、本当なんです。
じゃあ、何のために測るのよって話。
細胞内や細胞外にあるミネラル量は一致しない
食べたものが身体になると言うことは、
腸内で仕分けされ「預かってきた栄養素」という荷物を、血液に乗せて身体中へ配達しているわけですが。
理論上はそうでも、その理想的な配達をこなせる身体機能の人はどのくらいいるでしょうか。
私たちは、どんなに栄養を摂っても上手く吸収できない理由をもつ状態の時があったり、
老廃物へ仕分け処理をしてもそれらを上手く排出できない状態の時があります。
あくまでも“上手くできない状態”という話であり、一生そういう人ということではありません。
栄養その他の物質は、なんでもかんでも身体に入ってしまっては大変なので、酵素やビタミンやミネラルと一緒でないと体内に吸収されないというシステムになっています。
栄養素同士がパートナーとタッグを組んで体内へと入り込んでいくんです。
だけど、パートナーは完璧ではありません。
栄養をエスコートするミネラルは、荷物を運ぶドライバーのようなもの。
私たちの中には、
荷物を100個積んで意気揚々と営業所を出発したトラックが、
曲がり道の度に荷物をひっくり返して破損させ、
扉を開け閉めする度に荷物を地面に落っことし忘れ去るようなドライバーもいるってこと。
疲労、寝不足、病気、気分の落ち込み、イライラなどがそんな時（完璧でない時）です。
それらを考察するために
いろいろ測ると、細胞内と細胞外の状態が推測できます。
体内ミネラルのバランスと心や思考のバランスは一致する
my organicでは、もちろん血液検査などできませんから、考察を根拠に“医師のようなアドバイス”は行えません。
とは言え、
病院へ行ってお薬をもらったり、セカンドオピニオンで似たような別の病名で漢方薬系お薬をもらったりするようなこととは全く違うものです。
あくまでも、体質や体調をしっかりと伺うツールとして用い、そこにストレス状態やメンタル状態、またはストレス耐性、性格傾向を交えながら習慣のアドバイスを行うことが可能です。
身体に必要なミネラルには、
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレン…と続きますが、
これらのバランスによって、気質や性格傾向または症状を予測することもできます。
普段は外交的な人がストレスによって排他的になってしまったり、
普段は意欲的な人が不安で睡眠障害になってしまったりといったことは、よくある話なのです。
ミネラルを安定させるためには、今の自分の体質にあった方法を見つけなければなりませんね。
それをどんな食品から摂ると良いのか？
ストレスの根源となるものにはどんなものがあるのか？
今は立ち向かう時なのか？それとも避ける時なのか？など
なるべく習慣を大きく変えることでの新たなストレスを生み出さないように工夫しています。
塩分控えめがいいのか、気にしなくてもいいのか
さて、ナトリウムと言えば味噌、醤油、塩。
寒い季節のお味噌汁が終わり、夏はつけ味噌です。
我が家では、手作りorganic味噌に
有機ニンニクのすりおろし
organicフラックスシードオイル（オメガ3）
organicメープルシロップ
を加え混ぜただけのものを常備しています。
スプレッドの空き瓶で保存します。２〜３ヶ月は楽にもつ。
素焼き野菜ときのこに添えるのが好きです。
きゅうり、そうめん、冷奴、フォー、ラーメン、冷麺、白身魚、鶏肉にもよく合う〜
数年前、食べ物中のコレステロール量が血中コレステロールに影響がないことがわかったように、『減塩』も高血圧や腎臓病に好影響を与えないことが判明しています。
それはつまり、自然の中にある状態の塩に限っての話ですが。
不自然に精製されてしまった塩（食塩・精製塩にミネラル添加した再生塩）を摂っていれば、穴埋めのためにせっかく体内にあるミネラルを横取りされてしまうという実にもったいない現実。
良い味噌を適度に摂ることは、あなたに合ったミネラルバランスへと整えてくれることがあります。
汗をかく季節、しっかり塩分を取ってナトリウム&カリウムバランスを維持しましょう！
まずは、膝下や顔がパンパンにむくまないくらいが、あなたの適量☆
（家族といえども、適量はバラバラです）
その時の自分の適量というのは、
運動量、ストレス量、食習慣傾向、性格傾向に大きく左右されるので、一度しっかりと栄養カウンセリングを受けてみるのは、とても有効だと思います。
『体内ミネラルバランスセッション』では、
建設的な栄養指導を行っています。
今週末は越前陶芸祭りですね！
my organicはお休みとなります。
私は、草と芝と苔で大変なことになってる田舎の100坪ほどある庭を、ぼちぼちとお手入れしたいと思います。
皆さんも、素敵な週末をお過ごしください♡
