my organicのブログ

organicな心理セラピスト

遺伝子組み換え食材

ちょっと前の続きです。遺伝子組み換え食材についてのおさらい。

遺伝子組み換え食品(以下GMO)とは?

1996年に輸入が始まり未表示のままで流通すること5年間。その後、消費者により表示を求める運動が広まり、2001年4月にようやく表示義務の制度が開始されました。

その成果もあってかなくてか…分かりにくくややこしい仕組みばかり。

考えてみれば、そうしないと5年間でせっかく成り立った供給側(大手企業)の製造システムに不都合も多いからでしょう。

 

そもそも、なぜGMOは良くないのか?というと。

人の身体に心にどう影響するのか?何が悪いのか?がよく分かっていないからです。

 

でも、遺伝子をいじるってまったく不自然

虫が食べない野菜とか、除草剤を頭からかけても枯れない大豆や菜種とか、毛をむしるのが手間なので毛が生えてこないヌードチキンってどう思います?

動物実験結果では明らかにガンや病気の発症率が上がっていることに加え、今日では不妊アレルギー先天性異常急激に増えたのも事実。

全てをGMOのせいにはできないけれど、DNAをいじったら、その伝達情報システムは正しく働かなくなるだろうし、同時に急激に増えている化学物質など他の物質との複合作用も気になるところです。

どんな生き物だって一番最初に生殖機能に異常が出るだろうという考えは簡単に想像できます。

 

 

さて、現在日本で輸入が許可されている遺伝子組換え作物は下記の8種類。

大豆、じゃがいも、とうもろこし、菜種、綿実、アルファルファ、てんさい、パパイヤ。

GMOの養殖も仲間入りしてますが、、

 

でも、ちゃんと知っておいて欲しいのは表示義務を免れる例外についてです!

 

①組み換えDNAやそれによって生成したたんぱく質が含まれない食品には表示義務がありません。

GMO原料の油などには、そのDNAやたんぱく質が含まれていないとされ、検査しても証拠となる物質が検出できず、原料が遺伝子組換えであるかどうか確認しようがないから表示義務は課さない、というのが政府の言い分。

 

コーン油、大豆油、菜種油(キャノーラ油)、綿実油、サラダ油(これが混合しているオリーブオイルなど)には、「遺伝子組換え」表示が最初からないですよね?

でも、これらの油のほとんどは、実際には遺伝子組換えなのです。

 

また、同じような言い訳で、GMO飼料(主にとうもろこしや大豆)を食べて育った家畜の肉も表示義務がないし、醤油にも一切表示義務がありません。

他には、ブドウ糖果糖液糖や水飴、デキストリンなど、とうもろこしから作られる甘味料類コーンフレークなども。

 

まだあるよ~。笑

 

②「主な原材料」でない場合は表示義務がありません。

「主な原材料」とは原材料の重量の多い順から数えて上位3番目以内であり、かつ重量全体の5%以上を占めるものを指しています。

原材料って多い順に記載することになっているんですが、4番目以下は表示しなくてもいいんです。

私はよく『買うなら裏を見て、せめて原料は5つまでのものにしてね』と言いますが、日本の加工食品なんて、だいたい20個くらい書いてありません?子供のお菓子なんてもっと書いてある。それだけ書いてあってもたくさん免れてるんですよ。

 

驚くことに5%以下の混入に関しては、わざわざ遺伝子組み換えでない」と表示することすら認められているんです!

 

なので、納豆や豆乳に「遺伝子組換えでない」と書かれていても、そこに5%以下の遺伝子組換え大豆が混ざっている可能性があります。

GMOオーガニック」や「固定種」の話にまでいくとちょっと難しいので今回はこの辺で!

 

要するに、ものすごく避けていても知らず知らずのうちに食べてしまうGMO

それを選ぶから、いつまでも供給があるんです。

 

人のせいにしないで、自分が行動!

わかる範囲でいいので、ものすご~く避けたくらいがちょうどいいと思います♪

それでも食べてしまってますから。

どれくらい食べているの?遺伝子組み換え作物