my organicのブログ

organicな心理セラピスト

おすすめって!?

最近お客様によく訊かれます。

「何かおすすめの本はないですか?読みやすくてわかりやすいのがいいんですが~」と。

そうなんですよね~私もそう思うんですけど、、健康に関する本になると何でも、ほんとそこが難しい。

ある程度は身体の部位の働き臓器のつながりことを知っていないと、わかりにくいんじゃないかな~って思うんです。

例えば「これをしたらこうなる」という情報がいっぱい!

でも、内容が本格的になってくると、これまた人によっては難しくて読みにくいと感じたりもするしな。。

 

私は子供の頃、図鑑と地図を覗き、あらゆる本が大大大嫌いだったのに、20代になってから本が面白くなり(あ、小説は読みません)専門書や実用書など結構読みました。

そのせいかどうかはわかりませんが、情報建設的イメージしやすく(3Dみたいな!?)自分自身が物事の原理物理基礎をわかっていないと頭に入ってこない、というのが私個人的な意見です。

今は、あらゆるジャンルで月に3~4冊をその日の気分で同時に読み進めるのがパターンです。(あえて本タイトルは書きません…なぜなら本はプライバシーだと思ってる人です)

 

車の整備だって、動物飼育だって、農業だって同じようにメカニズムを知らないとそのコツをうまく理解できないですが、、健康のことを"ホリスティックに"理解しようとすると相当幅広く見ていかないとつながってこないもんです。

例えば「これをしたらこうなるけど、これが関わってきた場合はそうなるとは限らない」という情報が常にいくつも重なり合ってくるからです。

 

ましてや人間の身体はとっても複雑でおもしろい!…これだけ医学が発達しているにも関わらず、人の身体のそのほとんどはまったく原因わかっていないのです。

薬の効果などは3%に全体明らかな改善変化が見られたものの製品化だとか!?

そう、100人のうちたった3人だけなんだ~。

 

病院嫌いの人たちの間ではしょっちゅう「気」の持ちよう奇跡が起きるわけですが、その奇跡すらも量子力学を使って科学的に説明できたり。

どうしても『身体のメカニズム』『人体の不思議』を知らないと想像できないので、なに言ってんの?と全然面白くないんですよね。

  • 私たちは食べものから栄養を吸収しています。
  • 私たちは口から入った食べものと皮膚や粘膜から取り込んだものを、唾液・胃液・膵液・胆汁などそのモノにふさわしく働く消化酵素で分解した後、絶妙な腸内細菌叢によって消化し吸収しています。
  • 私たちは食べたものを消化する時、体内にビタミンやミネラルという補酵素がバランスよくあると、消化酵素と一緒に最適な消化をすることができるのでリーキーガットを予防することができます。
  • 私たちは食べものの中に含まれているどんなものも食べものとして認識しようとしているので、トランス脂肪酸など不自然な脂質が入ってくれば、それを使って何とか細胞膜を作ろうと試みます、そしてリーキーガットが起こりアレルギーへとつながるのです。
  • 私たちは肉体的・精神的なストレスが多かったり解毒しなければならないものが多いと、そちらを最優先するので体内のトラブルメンテナンスは後回しになります、なのでどんなに良い商品を取り入れても結果として現れてこないのです。

以上、言い方は様々だけどどれも正解。

 

このように、食べ物から栄養素を抽出して使う能力は、腸内細菌がコントロールしていると言えます。

肉体はたくさんの細菌叢と共存していて、その細菌叢だけを測ると体重の3%ほどにもなります。(50kgの人で1.5kg分は細菌の重み)

更に、私たちの身体は7年もすれば皮膚も細菌も臓器も脳も骨もガラリと入れ替わるのです。

 

ゆえに、私たちの身体のあらゆるトラブルは『腸』が握っている。という簡単な言い方はある意味正解であり、ある意味不正解とも言えるわけです。

 

絶妙なバランス。それを完璧にすることなんてきっと不可能です。

健康関連商品や健康ブームでは、それがあたかもできるかのように誤解されがちですが、ひとつの絶対的な答えを出していると思われる専門的な研究者ですら、自分の身体でそれができないのです。

なぜなら、私たちは身体の単純なメカニズムに、日々刻々と老いがプラスされ、気分情緒の変化が影響し、環境人付き合いも変わってしまい、ましてや自分自身でマイブームを作ってはあらゆる角度から影響を与え続けているのです。

 

また逆に、ストレス全くないと人は元気をなくしていき老化が進むという研究結果もあります。

普遍的なことは何もなく、変化の繰り返されるなかでいかに自身の体調を心地よいものにしていくのか?は、人類の大きなテーマなのかもしれません。

 

話が大きくなりすぎた感がありますが…要するに、体内は宇宙と同じくらいわからないことだらけで、思い通りにはならないこともあるよと言いたいんです。たぶん。

腸内細菌叢の世界だけでも"小宇宙"だという専門家がどれだけいることか☆

 

そんな日も、スプラウトサラダが美味しい今日この頃。

娘:「ここにもスプライトいれて~♪」

母ちゃん:「だから、スプライトでないって、ほれは雷雲の上に出るやつ♪これはスプラウト

父ちゃん:「スプライトって言ったら炭酸ジュースやろ?ふつう」

 

いえ、雷大好物な私の中でのスプライトとは、超高層雷放電のことなんです♡

 

というわけで、人の普通とは?人それぞれ違って当然なので、こんな私にとって"おすすめ"って難しすぎるんです。。という話でした。なんじゃそら笑

f:id:myorganic:20161025160506j:plain

おおよそ言ってることは似てる本。これ以外にも自分に合うもの見つけてください。

んなら、ごちゃごちゃ言わずに、スッと教えてよ~!ってな。

すんません(T_T)これが私のめんどくさいところ…♡